2020年アメリカの名付けランキングTOP5(男の子)!名前の由来は?
アメリカで2020年に付けられた名前で人気だった男の子の名前は?
目次
アメリカで名付けられた名前のうち、
男の子の名前で人気だったものを5つ取り上げました!
由来も一緒に見てみましょう!
【2020年アメリカで名付けられた男の子の名前TOP5】
1位 Liam(リアム)
2位 Noah(ノア)
3位 Oliver(オリバー)
4位 Elijah(イライジャ)
5位 William(ウィリアム)
※アメリカの社会保障局のサイトから引用しています
1位 Liam (リアム)
- アイルランド名のWilliamの省略名
- “Resolute Protection”(直訳:毅然たる保護)の意味
Liamは2012年から徐々にTOP10入りするようになり、
2017年からアメリカでは1位を保持し続けている名前です。
男の子にも女の子にも使われている名前です。
元々は11世紀のゲルマン人が侵略したことにより
アイルランドにもたらされたWilliam/Uilliamという名前が
イングランドに入り、定着した名前の省略名です。
Liamがランクインするようになった火付け役としては、
俳優のLiam Neeson(リアム・ニーソン)や
元オアシスのメンバーのLiam Gallegher(リアム・ギャラガー)、
最近ではOne DicrectionのLiam Payne(リアム・ペイン)が挙げられます。
2位 Noah (ノア)
- ヘブライ語で「休息」の意味に由来
- 旧約聖書に書かれている人「ノア」
男の子にも女の子にも使われている名前です。
2017年から名付けランキング第2位の座を独占しています。
Noahは、旧約聖書に書かれている有名な「ノアの方舟」の話に出てくる
ヘブライ語(Nuach)が由来しています。
ちなみに女性だとNoaという綴りもあり、
イスラエルでも人気の名前となっています。
母音で終わると柔らかい印象を与えるようです。
3位 Oliver(オリバー)
- ラテン語で「オリーブの木」
- 中世イギリスで1度ヒットし、18世紀以降再復活した人気名
女の子だとOlivia(オリビア/オリヴィア)が人気ですが、
Oliverも同じように人気の名前として2019年からTOP5入りしています。
現在北欧の方でもOliverは人気名のようですが、
フランスのOlivier(オリヴィエ)、
スペインのOlivero(オリヴェロ)、
イタリアのOliviero(オリヴィエロ)
も同様の由来を持っています。
4位 Elijah(エリヤ/イライジャ)
- ヘブライ語で「ヤハウェは我が神」という意味
- 旧約聖書では預言者の名前として書かれている
- Elias(エリアス)もギリシャ語からの派生系。
昔から存在する名前ですが、
1970年代から徐々にランキングが上昇しています。
人気上昇の要因として、1976年にアメリカのミュージシャンの
Gregg Allman(グレッグ・オールマン)が
息子にElijahと名付けたことや、
当時の俳優Elijah Wood(イライジャ・ウッド)が挙げられます。
5位 William(ウィリアム)
- 古くからヨーロッパ各地で使われている名前
- 現在は英国ウィリアム王子を中心に人気の名前
Williamはランキング1位のLiam(リアム)の総称です。
ドイツではWilhelm(ヴィルヘルム)、
フランス中部・南部ではGuillaume(ギヨーム)
と派生します。
昔から存在する古典的な名前ではありますが、
イギリスでは長い間王室で使われてきた名前でした。
また、シェイクスピアやアメリカの歴代大統領、
ビル・ゲイツなどの名前でもあり、
今日でも多くの人から愛されている名前です。
以上2020年にアメリカで名付けられた男の子の名前TOP5でした!
聞いたことのある名前も多かったかもしれませんが、
意外な由来やヒットの要因がありましたね。
特に日本では、リアムやノアは名付けられるケースもあるようですが
特に海外名を赤ちゃんに名付けする際には、
由来もおさえておきたいポイントです!