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2020年ニュージーランドで人気だった男の子の名付けランキング20選!人気の名前は?

2020年、ニュージーランドで人気だった男の子の名前は?

 

昨日の記事では、2020年にニュージーランドで名付けられた女の子の名前20選を取り上げました。

2020年ニュージーランドで人気だった女の子の名付けランキング20選!人気の名前は?

 

ニュージーランドは2013年から同性婚も認められているそうです。

 

また、夫婦別姓も選択肢として存在する(もちろん夫/妻側の姓に統一することも可)らしいですよ。




 

【はじめに】

  • この記事はニュージーランド内務省掲載のランキングを元に作成しています。
  • ニュージーランドの特徴として、男女の名付けランキングTOP10の他に、マオリ族で名付けられた男女の名前TOP10も同時に存在します。そのため今回は、両方を合わせてTOP10を2つ=20選、という形で掲載しています。

 

【2020年ニュージーランドで人気だった男の子の名付けランキング20選】

一般:

10位:Hunter(ハンター)

英語で「狩人」

男らしいイメージのある名前です。

 

9位:Thomas(トーマス)

元はアラム語で「双子」という意味があります。

 

「ユダ」という名前が当時多かったことから、

イエス・キリストが弟子に対して

双子を意味する「トーマス/トマス」という名前を用いたそうです。

 

使徒のトマスのことですね。

 

8位:William(ウィリアム)

イギリス王室でも使われている名前です。

 

ドイツではWilhelm(ヴィルヘルム)、

フランス中部・南部ではGuillaume(ギヨーム)

と派生します。

 

7位:Charlie(チャーリー)

Charles(チャールズ)の派生版。

「自由な人」という意味があります。

 

男女両方に使われている名前です。

 

6位:George(ジョージ)

イギリス王室で使われている由緒ある名前です。

元はギリシャ語で「農家」を意味します。

 

英語圏を中心に、長く人気を博している名前ですが、

ここ10年はランキングを少し落としている傾向にあります。

 

5位:Lucas(ルーカス)

ラテン語”Luke”が語源で、元は「Lucania(ルカニア)の男」という意味があります。

「ルカニア」は地名で、南イタリアの領土だった場所を指します。

 

“Luke”や”Luca”と仲間となる名前です。

 

4位:Leo(レオ)

ラテン語で「ライオン」を意味します。

 

Leonard(レオナルド)やLeopold(レオポルド)、

Leon(レオン)など、派生した名前も存在します。

 

3位:Noah(ノア)

旧約聖書に出てくる人物の名前です。

ヘブライ語で「休息」を意味します。

 

アメリカでも2020年人気の名前でした。

2020年アメリカの名付けランキングTOP5(男の子)!名前の由来は?

 

2位:Jack(ジャック)

John(ジョン)の派生形です。

元は「God is gracious=神は優雅である」という意味があります。

 

John → Johnkin → Jankin → Jackin → Jackと派生したそうです。

 

1位:Oliver(オリバー)

ラテン語で「オリーブの木」を意味します。

 

フランスのOlivier(オリヴィエ)、

スペインのOlivero(オリヴェロ)、

イタリアのOliviero(オリヴィエロ)

も同様の由来を持っています。

 



 


マオリ族:

10位:Wiremu(ウィレム)

マオリ語版”William(ウィリアム)”の派生形です。

 

9位:Taika(タイカ)

マオリ語で「虎」を意味します。

フィンランド語では「魔法」という意味になるそうです。

 

8位:Te Ariki(テ アリキ)

マオリ語で「指導者」という意味があります。

 

7位:Manaaki(マナアキ)

マオリ語で「養う、育てる、守る」という意味を持つ男の子の名前です。

マオリ語の”Manaakitanga(マナアキタンガ)”という考え方に由来します。

これはマオリ文化の重要な価値観のことで、

他人や環境の扱いに気を配るといった意味が含まれているそうです。

 

6位:Ihaia(イハイア)

マオリ語版”Isaiah(イザヤ)”です。

Isaiahは元々ヘブライ語で「神は救いである」という意味があります。

 

5位:Koa(コア)

マオリ語で「幸福」を意味します。

ハワイ語だと「戦う人」という意味になるそうです。

 

4位:Mikaere(ミカエレ)

マオリ語版”Michael(マイケル)”です。

元々はヘブライ語で「神のような人」を意味します。

 

3位:Ari(アリ)

マオリ語では「11日目の夜」を意味します。

ヘブライ語では「ライオンの神」を意味します。

 

Ariel(アリエル)の短縮形でもあります。

 

2位:Manaia(マナイア)

マオリ語で”Spiritual Messenger(スピリチュアル・メッセンジャー)”という意味があります。

Manaiaはマオリ文化の神話上の生き物であり、

マオリの一般的なモチーフでもあるそうです。

 

1位:Nikau(二カウ)

マオリ語で「ヤシの木」という意味です。

 

このヤシはニュージーランドに自生しているヤシの木を意味しており、

世界で生えているヤシでは最南端の種類になるそうです。

 

花が咲くまで30年もかかる種類のようですが、

濃いピンク〜紫の、大きな藤のようなタレた花が咲くとのこと。

見られた方はラッキーですね!

 




【まとめ】

一般

マオリ族

1

Oliver(オリバー)

Nikau(二カウ)

2

Jack(ジャック)

Manaia(マナイア)

3

Noah(ノア)

Ari(アリ)

4

Leo(レオ)

Mikaere(ミカエレ)

5

Lucas(ルーカス)

Koa(コア)

6

George(ジョージ)

Ihaia(イハイア)

7

Charlie(チャーリー)

Manaaki(マナアキ)

8

William(ウィリアム)

Te Ariki(テ・アリキ)

9

Thomas(トーマス)

Taika(タイカ)

10

Hunter(ハンター)

Wiremu(ウィレム)

 

女の子の名前では、マオリ族の名前は

マオリ語に限ったものだけではなかったのですが、

男の子の名前はほとんどがマオリ語由来のものが多かったように思います。

 

一般的な名前のランキングでは、

イギリスで由緒ある名前になるもの

多かったように思います。

 

名付けの参考になると幸いです!

 

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