トルコの離乳食って何を食べているの?栄養たっぷり、卒乳はのんびり遅め?
東西の間、トルコ。
旅行地としても人気があり、そのエキゾチックさに魅了される人が多いのではと思います。
筆者も、いろんな国にいった中でトルコはベストに上がる国の1つです。
今回の記事では、
「トルコの赤ちゃんって離乳食に何を食べているの?」という疑問を元に、記事を作成してみました。
【トルコの離乳食事情ってどんな感じ?】
目次
<はじめに>
筆者としては、トルコではこうだから日本でもこうした方が良い!という意見は持っていません。
それぞれの国の事情や体質、育て方があると思っているのであくまでこんな感じなんだ〜と読んでいただければと思っています。
楽天やAmazonで国内でも簡単に手に入るような食材も多いので、離乳食にするかどうかは置いておいて、興味のある方はぜひお試しください。
①オリーブオイルは普通に使っちゃう!
地中海に面した国、トルコ。
イタリアと同じく、オリーブオイルは食事になくてはならない存在!
チーズやパン、お菓子、料理に多く使われている油です。
筆者としては、品質もそこそこ良くて結構穴場の産地だなと思っているのでトルコ産のオリーブオイルは好きです^^
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そんなオリーブオイルですが、トルコでは離乳食でもよく使われています。
母乳と脂肪酸の組成が似ており、数滴で母乳と同じ栄養分が取れるのでむしろおすすめできる食材だそうです。
ベビーのスキンケアでもよく配合されている成分ですし、理にかなっているのかもしれませんね。
②白チーズは赤ちゃんにも良い!
トルコでは、さまざまな種類のチーズがよく食べられています。
その中でも、ベヤズ・ペイニール(Beyaz Peynir)というヤギや羊の乳から作られる白チーズは常用食のうちの1つ!
塩水に漬けて発酵させるので、食べるときは塩抜きをして食べます。
見た目は木綿豆腐のような感じです。
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この白チーズ、トルコの赤ちゃんの離乳食でも栄養価が高いとしてよく食べられているそうです!
パン粥に入れたり、野菜と潰して食べたり、食べ方はさまざまなようです。
③ペクメズは離乳食の強い味方!
ペクメズ(Pekmez)というのは、日本で言うと糖蜜やモラセスと呼ばれている甘いシロップです。
原料となる食材は多々ありますが、トルコではブドウをつかったペクメズが一般的のようです。
朝食で、タヒンと呼ばれる胡麻のペースト(いわゆるタヒニですね!)と一緒にパンと塗って食べると美味しいとのこと。
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このペクメズですが、離乳食でも栄養価が高いとして多用されているそうです!
白チーズと同じく、パン粥に入れたり、もしくはヨーグルトと一緒に混ぜたりして食べさせています。
ただ、シロップだけあってカロリーは高いので使用する量には注意が必要ですね。
④塩分は大人レベル!?
日本では、「離乳食は塩分は少なめにしなくちゃ!」というのが通説ですが、トルコではお構いなし。
気にしない気にしない、大人と同じ塩分量で作っちゃいます。
その方が美味しいでしょう!?とのこと。
⑤そもそも卒乳がのんびりペース
日本では1歳を過ぎると卒乳や断乳を試みるご家庭もあるかと思います。
トルコでは2歳を過ぎても授乳しているケースは珍しくないです。
頑張って卒乳しなくても大丈夫、できなくても大丈夫。
3歳になる頃には次第にご飯を食べているでしょう!というスタンス。
<大らかに、焦らない子育て>
トルコの離乳食を調べていて良いなと思ったのが、「大らかで焦らない子育てができているなあ」という点でした。
筆者は育児についてSNSや知人の話を聞いて、「うちもこうしなきゃ!」「うちも頑張らなきゃ!」「こうあるべき!」と思ってしまいがちなのですが、もっと子どもを見て大らかに過ごしたいな〜と思いました。
とはいえ、いたずらされちゃうとついついウギャ〜となっちゃうんですけどね(笑)